場面緘黙症の息子とすみっコぐらし

「すみっコぐらし」好きな息子との成長日記

【新学期】3年生になってから

場面緘黙症ASDの息子

 

新学期が始まって2週間が経ちました。

毎年、新学期が始まると息子は情緒不安定になります。

 

慣れないクラス、初めての先生、年々難しくなる学校の授業に心身ともに疲れてしまうようです。

そんな息子のストレス解消法は、自分の世界に入って絵を描いたり、大声を出してごっこ遊びをする事です。

最近は、自衛隊護衛艦の絵を描いたり、すみっコぐらしの絵を描いて遊んでいます。

自衛隊の指揮官になったつもりで大声で命令してみたり、すみっコぐらしの歌をうたったり、家ではとても元気が良いです。

 

一方で、遊びに夢中になってしまっているので、私ができていないことに目を向けさせると、息子の気持ちは荒れてしまいます。

宿題をやってないこと。

お風呂に入ってないこと。

寝る準備をしていないこと。

これらの事を口うるさく言ってしまうと、機嫌が悪くなり、愚痴モードに入ります。

「宿題を作った人が悪い。漢字が難しくて書けない。書き終わるまで一生かかる」

 

毎年恒例の光景です。

春は特にこのような文句が増えます。

桜の花が散ったので、息子の吐く愚痴も春とともに、きれいさっぱり散ってほしいものだなとつくづく思います。

 

そして、この荒れた光景を見て、この一年も息子とともに場面緘黙症ASDで起こる困りと向き合っていかねばと、気合を入れなおす私です。